絵本記録

寝かしつけで息子に読んでいる絵本について記録するブログです。

180404 からすのパンやさん

実母がプレゼントしてくれた本です。

いろんな種類のパンが出てくるので、読みながら「これにする!」と選んで、食べる真似をするのが楽しいです。

お気に入りで、何回も読んでいます。とても人気の絵本で、本屋さんでも平積みにされているのをよく見かけます。みんなパンを選ぶのが好きなのかな? 私は初めて読んだとき、色の違うカラスという強めのキャラ設定でありながら、それが物語の本筋にまったく関わらないことにびっくりしました。色の違うカラスはこの子たちだけなんですけど、これは色の違うカラスの物語ではないんですよね。カラスのパン屋さんの物語なんです。まあ、特殊な個性を持っているからといって、必ずそれについて語らなければいけないわけではないんですけど。色は彼らを構成する一部分でしかないのだから。

そう考えると冒頭でサラッと流されてる「体の色が黒じゃないけど、お父さんもお母さんもとても喜んで大事に育てた」という部分に深い味わいがあります。その後の、商売と子育てを両立できずに貧乏になるという展開にも、同じ働く親として「子ども4人だとそうなるよね……自営だと点数低いから激戦区では保育園預けられないし……」と深く頷くばかりです。

黄色いレモンちゃんを、息子が「バナナがいい」と言ったので、今夜はレモンちゃんはバナナちゃんです。